2016年12月12日月曜日
満点の必要性
本日も中3の授業では、過去入試問題を扱った授業。いよいよ緊張が高まってきました。授業内で「受験で満点は必要ない」とお話しさせていただきましたが、学校の定期テストとは全くの別物です。学校の定期テストでは満点を目指して僕たちはできる限りのバックアップはしています。何故なら順位がつけられ、それが成績に加味され、結果的に内申に影響を及ぼすからです。しかし受験は全然違います。例えば募集定員が200名のA高校に合格するには「200番以内」に入りさえすればいいのです。極端ではありますが、その順位以内に入れば点数は何点でもOKです。例えば合格ラインが300点の高校であれば 、最低限300点は取れる力を身につければいいのです。入試問題はもともと満点がとりにくいように作問されています。受験生の学力をはかるための問題なので、易しすぎず、難しすぎないように留意して問題は作られています。一般的に6割程度の得点で合格ラインに到達する場合がほとんどですが、受験で必要な点数は一人ひとり異なります。当然、それに向けた対策も異なります。計算の正しい解法を身につけたらいいのか、理科の電気分野を強化したらいいのか、英語の単語が足りないのか…まさに千差万別です。最近の面談でも模試を返却させていただいたときに説明させていただきましたが、誤った問題をすべてやり直そうとするのではなく、それぞれの設問ごとに受験者中における正答率を見て、ほとんどの人が正解しているのに、得点できなかったものだけをピックアップして復習することがより効率的です。つまり、ほとんどの受験生が正解に達することができなかった問題はパスしても、多くの人が正解した問題を確実に得点できるような勉強が有効だということです。これからが受験に向けて大きな山場となります。「あの時もっとやっておけば…」とならないように、最後の追い込み頑張りましょう!!
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