2016年6月23日木曜日

「期限付き勉強」と「期限なし勉強」

先日、テスト対策授業の一環として早朝特訓を行いました。日の出とともに開館し、6:15~7:45みんなしっかり集中して頑張ってくれていました。以前「早起きは3問の得」と書きましたが、「朝やったとこが出てで!」という声を聞きたくて、頑張っております。さてその早朝特訓ですが夜の勉強よりかなり効果的だと思っています。誰しも経験があると思いますが、夜は勉強しているつもりでも、中々頭に入っておらず、無意味にダラダラ長時間してしまいがちです。そうしている間にLINEはきますし、ネット、テレビの誘惑もあります。夜の頭はその日一日の疲れを蓄積しているため、効率よく働いてくれません。また脳が頻繁に休憩を求めてくるので、少しやっては休憩、また休憩、と中々スピードが上がりません。おまけにその日にあった出来事を思い出してしまい…。これらのことが集中を途切れさせてしまうと思います。また深夜の勉強は「エンドレス」にやってしまいがちです。効果が上がらないのに加え、自分は頑張っている気がして自己満足に陥ってしまい、効果はほとんど望めません。深夜勉強してテスト終了後に「十分に努力した結果だから仕方がない」と決まって生徒は言います。本当にそうでしょうか?疲れた頭で、誘惑の多い中、エンドレスにダラダラ勉強するというスタイルは大いに改善する余地があると思いますよ。それに対し早朝特訓は「8:35には学校の教室で着席していなければいけない」というように、きっちり期限が設けられているので、短い時間しか勉強ができないが故、より集中力が高まると思っています。「朝の期限付き勉強」これが集中力アップにつながる大きな要因ですね。「夜の期限なし勉強」と比較すると効果が上がりやすいのは明らかです。みなさんも早朝の時間帯をうまく活用しましょう!

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