2016年5月17日火曜日

物理がわかんない

中学もテスト前ですが、高校もテスト前ともありシードゼミでは自習に多くの生徒たちが来てくれています。ここ最近、高1生から「物理が全然わからん」とよく口にしていたので物理の学習方法について少し書きます。物理は公式を知っているだけでは役にたちません。公式を丸暗記することはやめたほうがいいです。教科書が一番の参考書だと思います。何が起こっている、だからこう考える。現象を追ってそこから式にもっていきます。その際、文字を追って理解しようとしてはダメです。現象を追うわけですからもちろん図が大切です。物理は図が命といってもいいでしょう。図が書ければあとはそれを式に起こしてやるだけですから。図、グラフ、こういったものをしっかり書いてください。綺麗に書くという意味ではなく、文章で書かれている現象を図に表します。時間がどうだとか、加速度がどうだとか、距離がどうだとか、力がどうだとか。ここをいい加減にしないことです。最初は時間がかかってもいいからしっかりこなしていきましょう。1年の初めは力学です。様々な公式が出てきますが、それが、何を表しているのか、どうやって出てきた公式なのか、これが自分で説明できるようになることが大切です。これが載っているのが教科書なんですね。まずはこういった基礎基本をしっかり身につけること。演習なんてそれからです。とにかく考え方が大事です。暗記に走ろうとすると先は暗いです。又、演習をするときは、個人的に模範解答はどうしてそのようなプロセスをたどったのかと考えることに時間をかけたほうがいいと思います。すぐ成果は出ないかもしれませんが、正しいやり方を確実にやっていけば必ず伸びます。困ったら教科書を何度も繰り返し読み、基本に戻りましょう。一生懸命やることはすごく大切です。但し間違ったやり方で一生懸命やると、辛い思いをするのは自分です。わからないところがあったり、勉強で困ったことがあれば是非シードゼミに相談しに来てくださいね。

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