外観はいいが中身がボロボロの車は「レモン」と呼ばれているのは、皮が厚くて中身がわからないたとえです。商品の本当の品質を知る売り手と知らない買い手からなる市場を「レモン市場」といいます。まさか新車までレモンに警戒しなければならないのかと耳を疑う品質偽装がつづいていますが、先日は三菱自動車が軽4車種の燃料性能のデータ改ざん…。また多くの他車種で国の定める走行試験と異なる試験を行っていたことも明らかになっています。三菱自動車といえば、死亡事故まで起こした過去2度の大規模なリコール隠しの記憶が真新しいと思いますが、ようやく経営危機から脱するかと思われた矢先の出来事でした。買い手が知らなければいいというレモン売りの魂胆が骨がらみとなっていたのでしょうか。さて、これは学習においても同じことが言えるのではないでしょうか。学校でも塾でも座って授業を受けているだけで見かけは勉強しているように見えますが中身はどうでしょう?しっかり考えているでしょうか?見かけだけでは今回の三菱自動車のようにいずれ襤褸がでます。長持ちする学力とは”考える”習慣をつけることからですね。「レモン」にならないように要注意です!
2016年4月27日水曜日
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