2016年4月2日土曜日
問題は答えるもの
前は『問題は解くもの』と思っていましたが、『問題は答えるもの』だと思うようになりました。どういうことかというと、そこに書いてあるから、指示してあるから考えて答えるのではなく、問題をある程度見た瞬間にどれだけのことが頭の中で処理できるか、そこが勝負で、その後に問題を読んで書いてあること、指示されたことを答える。そういう流れが重要ではないかと思います。そもそもこうゆう分野はこうゆう考えだからこうゆう表現があればこういうことするだろうなぁ的な感覚。これは別に仕事でも趣味でも同じこと。仕組みや原理から大体の予想をつけられるかどうか。こうなるからこうする。こう書いてあるしこうする。それでは特定の問題しか扱えない。少しずれたことが起きれば処理不能になる。関数であれば、取りあえず式さえ出せれば何とかなる。だからまず優勢すべきは式を出す。でもそのためには座標がわからないと駄目だからその前に座標、的な。式を出せって言われているから、値を求めよって言われているから、そこを最初から目的にすると、慣れていれば問題ない。でも少しひねれば簡単に解けなくなる。重要なのは問題を解きだす前にどれだけ考えられるかだと思います。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
鶏口牛後
当塾の父母面談が終わり、学校の3者面談もそろそろ終わる頃です。中3生にとっては進路決定する重要な面談となっているわけですが、保護者様と色々お話させていただく中で、勿論志望校決定の最大の要素が偏差値であることはゆるぎないところではあります。但し「鶏口となるも牛後となるなかれ」という...
-
issie’s読書感想文。またもや山田詠美さんです。作品は「蝶々の纏足・風葬の教室」。今回は「蝶々の纏足」の感想を書いてみます。幼なじみのえり子に支配され、いつも引き立て役の瞳美の女の子二人の物語。このえり子の支配の仕方が支配していると誰にも気付かせないような巧妙さなのですが、か...
-
小学算数の4大テーマ、「数論」「割合」「速さ」「図形」の中の「図形」について、「図形」のセンスを身に付けたいと思っておられる人は多いと思います。僕は「図形のセンス」とはその根本にあるものの一つとして「図形を頭の中で再現する力」だと思っています。では、頭の中で図形をイメージするトレ...
-
各中学、そしてほとんどの高校が新学年としての初めての定期テストを終了しました。結果もぼちぼち出て、報告してくれていますが、結果を見てみると勉強というのは本当に正直だなぁと思います。特に定期テストでは範囲も指定されていますし、その範囲も模試や入試ほど広くありません。日々の学習がどれ...
0 件のコメント:
コメントを投稿