2016年4月2日土曜日

問題は答えるもの

前は『問題は解くもの』と思っていましたが、『問題は答えるもの』だと思うようになりました。どういうことかというと、そこに書いてあるから、指示してあるから考えて答えるのではなく、問題をある程度見た瞬間にどれだけのことが頭の中で処理できるか、そこが勝負で、その後に問題を読んで書いてあること、指示されたことを答える。そういう流れが重要ではないかと思います。そもそもこうゆう分野はこうゆう考えだからこうゆう表現があればこういうことするだろうなぁ的な感覚。これは別に仕事でも趣味でも同じこと。仕組みや原理から大体の予想をつけられるかどうか。こうなるからこうする。こう書いてあるしこうする。それでは特定の問題しか扱えない。少しずれたことが起きれば処理不能になる。関数であれば、取りあえず式さえ出せれば何とかなる。だからまず優勢すべきは式を出す。でもそのためには座標がわからないと駄目だからその前に座標、的な。式を出せって言われているから、値を求めよって言われているから、そこを最初から目的にすると、慣れていれば問題ない。でも少しひねれば簡単に解けなくなる。重要なのは問題を解きだす前にどれだけ考えられるかだと思います。

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