2016年3月31日木曜日

計算は正確さが大切?スピードが大切?

 勿論、両方大切です。但し、順番が大切で、まずは正確さを身につけることが重要です。現在、春期講習では中1は「正負の数の加減」について、中2は「単項式、多項式の加減乗除」について、中3は「展開、因数分解」についてそれぞれ計算問題を中心に練習しているわけですが、まずしっかり正確に計算できるようにと指導しています。一頭追うものは二頭得ずといいますが、「正確に解けること」を完成させてから次のステップ「スピードを上げる」を踏まないと「早く解けるけど計算ミスだらけ」といった事態に陥ってしまいます。計算間違いをする習慣は身についてしまうと中々直りません。直るどころか、余計に癖づいてしまいます。スピードが求められるのはテストのときのみ。自分で勉強するときには、スピード訓練を重視してやる必要はありません。新しく学んだことについては、まずは正確さを大切にします。その次のステップとして、その正確さを維持しつつテストに向けてスピードを上げていく…といったイメージです。

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