2015年11月21日土曜日
マイナンバー制度
最近、「マイナンバー」についての話題をよく見聞きするようになってきました。「マイナンバー」とは国民一人ひとりが持つ12桁の個人番号のことで、マイナンバー制度は社会保障や税、災害対策の分野で個人情報を一元に管理することで、行政の効率化とともに、国民にとっても年金や福祉などの手続きが便利になると説明されています。さて、少し遅れているようですが間もなく個人番号が記載された通知カードが自治体から届き始めますが、それがそのまま個人の身分証明書として使えるわけではありません。2016年1月以降、この通知カードを持って自治体に申請することで、顔写真入りの「個人番号カード」を受け取ることができます。この「個人カード」が様々な場面で個人を特定する証明となり、今まで煩わしかった行政サービスを円滑に受けることができる事になるということですね。例えば、児童手当の現状届。毎年6月頃に自治体から届きますが、その度に健康保険証のコピーの添付が必要です。場合によっては所得証明や住民票が必要なこともあります。しかし、マイナンバー制度導入後は行政機関が相互に情報をやり取りして確認するため、添付書類が不要になるそうです。上手く活用できれば、とても便利な制度だと思います。ただ、個人情報がきちんと管理されるのか、情報が流失しないのか、などの不安がありますね…。行政には個人情報の流失が絶対に発生しないようにしっかりとしたシステムの運用と管理をお願いしたいと思います。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
鶏口牛後
当塾の父母面談が終わり、学校の3者面談もそろそろ終わる頃です。中3生にとっては進路決定する重要な面談となっているわけですが、保護者様と色々お話させていただく中で、勿論志望校決定の最大の要素が偏差値であることはゆるぎないところではあります。但し「鶏口となるも牛後となるなかれ」という...
-
issie’s読書感想文。またもや山田詠美さんです。作品は「蝶々の纏足・風葬の教室」。今回は「蝶々の纏足」の感想を書いてみます。幼なじみのえり子に支配され、いつも引き立て役の瞳美の女の子二人の物語。このえり子の支配の仕方が支配していると誰にも気付かせないような巧妙さなのですが、か...
-
小学算数の4大テーマ、「数論」「割合」「速さ」「図形」の中の「図形」について、「図形」のセンスを身に付けたいと思っておられる人は多いと思います。僕は「図形のセンス」とはその根本にあるものの一つとして「図形を頭の中で再現する力」だと思っています。では、頭の中で図形をイメージするトレ...
-
各中学、そしてほとんどの高校が新学年としての初めての定期テストを終了しました。結果もぼちぼち出て、報告してくれていますが、結果を見てみると勉強というのは本当に正直だなぁと思います。特に定期テストでは範囲も指定されていますし、その範囲も模試や入試ほど広くありません。日々の学習がどれ...
0 件のコメント:
コメントを投稿