2015年4月28日火曜日

眼帯勉強法

4月2日に放送された「アメトーク3時間SP」の「勉強しまくった芸人」というテーマで慶応大出身のお笑い芸人、「オリエンタルラジオ」の中田あっちゃんより、受験生時代に試した謎の「眼帯勉強法」が紹介されました。その内容とは「睡眠時間を削って勉強しようと思った」「睡眠とは脳を眠らせる事だ」「右目からの情報は左脳に、左目からの情報は右脳に入る」「だから右目だけ閉じれば左脳を休める、左目だけ閉じて右脳を休める」「そうすることによって永遠に起き続けて勉強を続けよう」。そのため、眼帯を片目ずつ、二時間おきに交代でつける、という発想をおもいついたそうです。結局病院へ行くことになり「脳は異常ないが、君は異常だ」というオチ。やはり「勉強は量より質」「短時間で集中した方がよい」という結論に辿りついたようです。人間の学習において「睡眠」が必須といわれています。特に記憶の定着には睡眠が必要不可欠で、これを欠いてしまうと著しく学習効果が落ちると、様々な研究からも実証されています。したがって片方の眼帯で片方の脳を眠らせる、ということは不可能です。しかし脳を交互に使う、といった勉強法を「考える」という姿勢と慶応に受かった事は無関係では無いような気がします。また、勉強の息抜きには気分転換にゲームをしたり、友達と遊んだり、スポーツをしたり、(今は携帯を触ってみたりが多いかな)が一般的。ところがこれらの勉強以外のリフレッシュは「戻ってこられない」可能性が高い。あっちゃんがいう「リフレッシュ」とは違う教科を勉強すること。数学に飽きたら国語、国語に飽きたら社会といったように教科を変えていくことでやる気が持続するのだとか。私的には教科を切り替えるのではなく、単元を切り替えるほうがいいような気がします。数学は右脳(イメージ重視)のような印象がありますが、微分積分や関数の問題などは、どちらかというと手続き的に順番に処理して行く論理的な思考が重要なので、むしろ左脳を酷使するのではないでしょうか。つまり図形問題などで疲れてきたら微分積分などでリフレッシュするのがいいのかもしれません。とにかく受験生はしっかりと睡眠をとりましょう。(東大出身芸人の藤本は成章出身です…)

0 件のコメント:

コメントを投稿

鶏口牛後

当塾の父母面談が終わり、学校の3者面談もそろそろ終わる頃です。中3生にとっては進路決定する重要な面談となっているわけですが、保護者様と色々お話させていただく中で、勿論志望校決定の最大の要素が偏差値であることはゆるぎないところではあります。但し「鶏口となるも牛後となるなかれ」という...