2018年3月6日火曜日
問題と距離をおく
明日は公立中期選抜本番です。緊張しておられる皆さん多いのではないでしょうか。緊張しないためにも僕はいつも「問題と距離」をおくことが大切だと言っています。入試において合否を分けているのは難問ではありません。皆が解けている問題を解いて、皆が解けていない問題を捨てれば合格です。各公立高校の受験生のレベルはどんぐりの背比べですから試験では自分ができていない問題は皆ができていないというぐらいのスタンスでいきましょう。また問題の解法を考えるときと、解答を書くときでは集中力の種類が違います。解法が思いつくとホッとしてしまい、気が緩むのか、焦っていて次の問題のことに気が移ってしまうのか、解答作成段階で計算ミスをする人がいますが、これはかなり勿体ないです。解法を考えるときは「全体を見渡す全方位的な集中力」で解答を書くときは「一点集中の集中力」といったイメージでしょうか。いずれにせよ、よく計算ミスや凡ミスをする人は、解法が思いついたら、集中力を切り替えて、解答作成に入ることが大切です。解法が思いついたら、ひとつ深呼吸をするもよし、鉛筆を回すもよし、鉛筆を替えるもよし、自分なりの切り替えの合図なんかを作っておくといいでしょう。人間は習慣の生き物です。先日、中期選抜直前テストのように本番さながらの練習も行いました。「練習のときは本番のつもりで、本番のときは練習のつもりで」ですね 。いい結果待っています。
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