2018年5月23日水曜日

苦手科目を克服したある生徒の話

高校生は定期テスト真っ最中です。そんな中「数学いやや。」「単語覚えられへん。」と定期テストが始まっているにも関わらず苦手科目に悩ました生徒たちが口々に言います。どうすれば苦手と思わなくなるのでしょうか。それは簡単なことで、その科目でよい点をとることです。「とれないから苦手科目や!」と言われそうですが…。ある生徒の話です。彼女は中3の途中から通い始めて数学がとても苦手でした。真面目に通ってくれていたので数学の成績はなんとか「3」だったのですが、小学校の内容でもある分数計算や小数計算などの知識もなく、毎回居残り補習といった状態でした。その後、なんとか無事公立高校に合格し、高校生になって今も通い続けてくれています。勿論数学が苦手なので、数学だけを個別授業で受講してくれているわけですが、なんと、高校2年生のときに学年トップ。成績は「5」をとれるようになりました。しばらくは数学への苦手意識はすぐには治りませんでしたが、その後何度もトップをとるうちに数学は「得意科目」へ。今では「苦手」という言葉は全く聞かなくなりました。時間はかかりましたが、彼女が克服できた理由は、「真面目にコツコツ勉強を継続したこと」「苦手だからといってその科目から逃げなかったこと」です。さらに言えば「苦手だから勉強しよう」と思ったことが最大の要因だったのではないでしょうか。今彼女は自分の進路実現に向け本当に努力しています。人はよい結果が出ればさら頑張れます。その喜びを得るためにみんな努力しています。だからみなさんも今結果が出なくても焦ることはありません。見えない部分の成長が、見える部分に変えていきます。地道に努力を続けて、しっかり基盤になったときはじめて本物の結果(実力)が手に入ります。ですから、結果が必ず出てくると信じて頑張りましょう!

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