2017年9月25日月曜日

ハードルを下げて学習に取り組もう!

先日より模擬試験の返却し、個人面談を実施しています。生徒たちは真剣に自分の成績結果と向き合い、どうすれば次のステップに繋げることができるのか僕たちと一緒に悩んで前に進んで行こうとしてくれています。しかし、気持ちだけが空回りしてしまって、勉強に取り組もうとは思っているけれども、なかなか行動にうつせない生徒もいます。勉強がなかなか取り組めない生徒にとって、勉強とはハードルが高いものです。まずは、少し頑張れば越えられそうなハードル(目標設定)をすることから始めてみましょう。例えば「数学の点数をあげること」を考えてみましょう。ハードルの高さを【1】計算ミスを無くす【2】学校の問題集を全て終わらせる。【3】分からない問題は先生に質問する。という3段階に分けると仮定します。今の生徒たちを見ていると直ちにこのハードルを越えようとしますが、これらのハードルの前段階に小さなハードルが存在します。分かりやすくするため【0.5】のハードルが仮に存在するとしましょう。そうすると【0.5】途中式をきちんと書く【1.5】分かる問題だけを解く。【2.5】問題集を繰り返し練習する。といった全部で6段階の高さに分けることができます。例えば【0.5】「途中式をきちんと書く」があることによって、自分の間違えた部分が確認でき、癖もはっきり見えてきます。(マイナスをいつも付け忘れるなど…) このようにハードルの高さを細かくし、ハードルを低くすることによって、勉強への取り組みやすさに直結し、数学の点数に大きな差が生まれてくると思います。自分でハードルを上げてしまって、立ち止まっている人は是非試してみて下さいね。

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