2016年9月26日月曜日
vortex
今年、先日日本を縦断した台風16号も含めて、日本に上陸した台風は6個を記録。これだけの数が上陸するのは、ここ10年で最多です。さて、よく耳にする「猛烈に強い台風」という表現ですが、どうやって決まっているのでしょうか。もちろん気象庁が決めているわけですが、台風のおおよその勢力を示す目安として風速(約10分間平均)をもとに台風の「大きさ」と「強さ」を表現しています。「大きさ」は強風域(風速15m/s以上の風が吹いているか、吹く可能性がある範囲)の半径で、「強さ」は最大風速で区分しています。まず、「強さ」の階級分けですが、●「強い」:33m/s以上44m/s未満●「非常に強い」:44m/s以上54m/s未満●「猛烈な」:54m/s以上となっています。「大きさ」については、●「大型(大きい) 500km以上800km未満●「超大型(非常に大きい)」:800km以上。このように、台風の大きさと強さを組み合わせて「大型で非常に強い台風」のように呼んでいるそうです。つまりこの情報だけで台風の大体の規模がわかるということですね。かつては、大きさを表すのに「ごく小さい」「小型(小さい)」「中型(並の大きさ)」、強さを表す表現に「弱い」「並の強さ」という分類が存在していましたが、ここ最近では危険性の過小評価や誤解を懸念しこの表現は廃止されています。また台風は、北半球では反時計回りの渦を巻くため、進行方向に向かって右側の方が、本体の台風の風に台風事態の進行速度が加わることから、被害が大きくなるといわれています。まだまだ台風が来る可能性があります。比較的小さな台風でも、外出の用事がある際は、くれぐれも注意したいものです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
鶏口牛後
当塾の父母面談が終わり、学校の3者面談もそろそろ終わる頃です。中3生にとっては進路決定する重要な面談となっているわけですが、保護者様と色々お話させていただく中で、勿論志望校決定の最大の要素が偏差値であることはゆるぎないところではあります。但し「鶏口となるも牛後となるなかれ」という...
-
issie’s読書感想文。またもや山田詠美さんです。作品は「蝶々の纏足・風葬の教室」。今回は「蝶々の纏足」の感想を書いてみます。幼なじみのえり子に支配され、いつも引き立て役の瞳美の女の子二人の物語。このえり子の支配の仕方が支配していると誰にも気付かせないような巧妙さなのですが、か...
-
小学算数の4大テーマ、「数論」「割合」「速さ」「図形」の中の「図形」について、「図形」のセンスを身に付けたいと思っておられる人は多いと思います。僕は「図形のセンス」とはその根本にあるものの一つとして「図形を頭の中で再現する力」だと思っています。では、頭の中で図形をイメージするトレ...
-
ぼちぼち生徒のみなさんは学校の面談で前期の成績表をもらう頃かと思います。特に1年生は中学入って初めての成績表ですね。どうだったでしょうか?前半戦を振り返って、もう少し勉強していれば…という後悔はないでしょうか?それは私も同じで生徒の成績を見るときちんと伝わっていなかったのかなぁ…...
0 件のコメント:
コメントを投稿