2017年9月7日木曜日
【一極集中型学習と分散型学習】
現在、各中学の定期テスト前ですが、テスト勉強に際して「一日どれぐらいの科目を勉強したらいいのか?」という質問を度々受けます。これは人によりますが、僕は「極力少ない科目で集中して取り組んでほしい」と生徒たちに言っています。一日に複数科目の勉強する最大のデメリットは頭の中で整理ができないというところにあります。もっと細かく言うと一つの科目においても幅広く勉強するのではなく、ある単元をしっかり学習するといったようにピンポイントに学習することで定着が図れ、点数アップにつながると思っています。これは勉強に限らず、例えば、僕は小学校のときに、一輪車に乗ることができなく、鉄棒の逆上がりもできませんでした。また、跳び箱も苦手でした。1日に30分練習時間をとれる場合、一輪車に10分、逆上がりに10分、跳び箱に10分という練習の仕方をするでしょうか。僕であれば、そうゆう練習の仕方はしません。一番苦手な逆上がりを一番に優先して30分練習します。そして逆上がりができるようになってから、次に苦手な一輪車の練習に取り組むようにします。その理由は一気に沢山の事に取り組んでしまうと全てが中途半端になり、結局全て上達が遅れてしまうからです。であるなら、ピンポイントに集中して取り組み、「できるようになった」という手ごたえを感じてから他に取り組んだほうがモチベーション維持にもつながるはずですよね。したがってテスト勉強に限らず、一つの事に集中して取り組むことは本当に大切なことです。しかし、この方法はデメリットもあります。得意科目と苦手科目の差がつきやすいという点です。ですから僕はしっかり優先順位を付けて苦手科目から優先して取り組むように生徒たちには言っています。テスト日は決まっていますし、そのテスト日まで取れる学習時間も決まっています。計画立てて1日1日の学習を大切にしてくださいね。気づけば1科目しか勉強していなかったということのないように…。
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